今日はオートフィルのVBAのついての説明をしていきます。単純に数字が1つずつ増加していくオートフィルです。いちいちマウスでフィルハンドルを使ってやるのが面倒なので、こんな地味なオートフィルを書いてみました。
オートフィル機能の基本的なマウスでの使い方
オートフィル機能とは、連続したデータを簡単に入力するための機能です。例えば、1から始まる数字を入力したい場合、1と2を入力して、2つのセルを選択します。
次に、選択した2つのセルの右下にある黒い四角いマーク(フィルハンドル)をドラッグすると、自動的に1から始まる連続した数字が入力されます。
必ずしも1から始めないといけないわけではありません。任意の数字で可能です。また、連続した2つのセルを選択することでその増加分(この場合は1)だけ加算されていきます。この機能は、数値だけでなく、日付や曜日、月名、書式などにも適用できます。
ショートカットキーでの使い方
オートフィル機能は、ショートカットキーを使っても簡単に利用できます。あまり実用ではないと個人的には感じていますが説明していきます。
数字の場合
例えば、1から始まる数字を入力したい場合、1と2を入力して、任意の範囲を選択します。次に、Alt → H → FI → S → Enter で、選択した2つのセルの下に自動的に1から始まる連続した数字が入力されます。
月、曜日の場合
Alt → H → FI → S → Alt+F → Enter で、選択した2つのセルの下に自動的に1から始まる連続した数字が入力されます。
VBAでの使い方
VBAを使うと、オートフィル機能をワンクリックで簡単に使えます。ここでは、任意の範囲において数字が単純に1つずつ増加するVBAの説明をしています。
単純に数字が1ずつ増加するオートフィル
曜日のオートフィル
月のオートフィル
時間のオートフィル
この場合、1時間ずつしか増加しません。
干支のオートフィル
これくらいしか使えませんので用途は限定的です。それでもよければ以下にVBAコードを掲載しますので、コピペして使ってみてください。
VBAコードはこちら
Sub 選択範囲を下へ1つずつ増えるオートフィル()
Selection(1).AutoFill Selection, Type:=xlFillSeries
End Sub