仕事でメールを頻繁にやり取りする場合、単語登録をした方が断然に効率が上がります。メールアドレスを単語登録することでわずかなキーストロークで瞬時に入力するための方法を紹介します。
1.エクセルシートでの加工手順
単語登録したいリストをエクセルに用意します。
ボクの場合は頭から2文字で呼び出せるようにしているので、F列にLeft関数を使って2文字を抜き出します。
左から2文字取り出せましたが、実際にセルにあるのは関数なので、値貼り付けでコピペします。
G列にPHONETIC関数を用いてひらがなに変換します。
登録用に よみ+会社名+支店名+部署+メールアドレスと結合します。ボクはメールアドレスを呼び出すのに頭に”¥”をつけています。これはほかの単語と分けるためにマイルールとしてつけています。
¥ある でエンターを押すと、アルファ株式会社-東京本社-営業部_山本健太様<yamamoto@alpha.co.jp>と即座に入力できます。
また、この結合式ですが、以下のルールがあります。読み Tab 語句 Tab 品詞 この通りに入れないと登録できません。この通りに結合するのであれば、以下の式をコピペしてお使いください。
="¥"&G2&CHAR(9)&A2&"-"&B2&"-"&C2&"_"&D2&"様<"&E2&">"&CHAR(9)&"短縮よみ"
2.メモ帳での作業手順
次に、結合した文字列をメモ帳へコピペします。
各列の最初と最後に ” (ダブルクォーテーション)があるので、これを削除します。
削除ができたので名前を付けて保存です。
保存の際、文字コードをANSIで保存してください。初期設定ではUTF-8なのでこれだと登録できません。
3.ユーザー辞書ツールへの登録
画面右下の あ の部分を右クリックしてIMEオプションを開きます。
単語の登録をクリック。
ユーザー辞書ツールをクリック。
テキストファイルからの登録をクリック。
先ほど保存したテキストファイルを開きます。
無事、登録が完了しました。
もし、登録が失敗した場合は文字コードがデフォルトのまま(UTF-8)の可能性があります。
その場合は、再度開いて名前を付けて保存→文字コードをANSIに指定して上書き保存すればOKです。
メールアドレスの追加が必要になったときは、同じ方法で順次追加してください。これで作業効率は格段と上がること間違いなしです。よかったらぜひお試しください。