くまおやぢの雑記帳

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エクセル集計の初心者向けガイド|基本操作から便利機能までやさしく解説

1.はじめに

Excel(エクセル)で「集計」とは、データの合計や平均などを計算してまとめることです。たとえば売上リストから合計金額を出したり、アンケート結果の平均値を求めたりする作業がこれにあたります。
この記事では、エクセル初心者の方向けに、基本的な集計の方法や手順、それぞれのメリットをやさしく解説します。ピボットテーブルテーブル機能といった便利機能も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2.エクセルでデータを集計するとは?

エクセルでデータを「集計」するとは、複数のデータを集めて合計・平均・件数などを計算し、まとめて表示することです。

3.基本の集計方法をマスターしよう

SUM関数・オートSUMで合計を出す

SUM関数で合計を求める手順

①合計を表示したいセルを選択
②リボンの「ホーム」または「数式」タブ →「オートSUM (Σ)」をクリック
③自動選択された範囲を確認し、Enterで確定

※ オートSUMのプルダウンから「平均」「件数」も選択可能。

平均や件数を求めるAVERAGE関数・COUNT関数

  • =AVERAGE(範囲) → 平均値を計算
  • =COUNT(範囲) → 数値の個数をカウント

データをグループ別に集計する「小計」機能

手順

①集計対象のデータを選択(並べ替え推奨)
②「データ」タブ →「小計」クリック
③グループの基準、方法、対象列を指定 → OK

※ 「+」「−」ボタンで表示切替が可能。

4.ピボットテーブルで効率的に集計・分析

基本操作

  1. データ範囲を選択 →「挿入」タブ →「ピボットテーブル」
  2. フィールドリストで行・列・値の配置をドラッグ
  3. 必要に応じてレイアウト調整、ピボットグラフで可視化も可能

メリット
自由な視点での集計、瞬時のクロス集計、多角的な分析が可能

5.Excelテーブル機能で集計をさらに便利に

テーブル機能では「集計行」を有効にすると、合計・平均などの自動計算が可能。

👉 エクセルのテーブルって何?|初心者向けに優しい解説

6.集計作業を行う上でのコツと注意点

  • データは整った表形式で
  • 関数の範囲指定に注意
  • 結果は見やすく整理して伝える(ピボットグラフ等も活用)

7.まとめ

  • 基本のSUM・AVERAGE・COUNT関数で基礎を押さえる
  • 小計機能やピボットテーブルで効率的な集計
  • テーブル機能で自動化・視認性UP
  • 必要に応じて、テーブル機能の詳細記事も参照

初心者でも一歩ずつ覚えれば、エクセルでの集計は確実にできるようになります。
ぜひ本記事をきっかけに、あなたの作業にExcel集計を取り入れてみてください。