- 1.はじめに
- 2.エクセルでデータを集計するとは?
- 3.基本の集計方法をマスターしよう
- 4.ピボットテーブルで効率的に集計・分析
- 5.Excelテーブル機能で集計をさらに便利に
- 6.集計作業を行う上でのコツと注意点
- 7.まとめ
1.はじめに
Excel(エクセル)で「集計」とは、データの合計や平均などを計算してまとめることです。たとえば売上リストから合計金額を出したり、アンケート結果の平均値を求めたりする作業がこれにあたります。
この記事では、エクセル初心者の方向けに、基本的な集計の方法や手順、それぞれのメリットをやさしく解説します。ピボットテーブルやテーブル機能といった便利機能も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2.エクセルでデータを集計するとは?
エクセルでデータを「集計」するとは、複数のデータを集めて合計・平均・件数などを計算し、まとめて表示することです。
3.基本の集計方法をマスターしよう
SUM関数・オートSUMで合計を出す
SUM関数で合計を求める手順
①合計を表示したいセルを選択
②リボンの「ホーム」または「数式」タブ →「オートSUM (Σ)」をクリック
③自動選択された範囲を確認し、Enterで確定
※ オートSUMのプルダウンから「平均」「件数」も選択可能。
平均や件数を求めるAVERAGE関数・COUNT関数
=AVERAGE(範囲)
→ 平均値を計算=COUNT(範囲)
→ 数値の個数をカウント
データをグループ別に集計する「小計」機能
手順
①集計対象のデータを選択(並べ替え推奨)
②「データ」タブ →「小計」クリック
③グループの基準、方法、対象列を指定 → OK
※ 「+」「−」ボタンで表示切替が可能。
4.ピボットテーブルで効率的に集計・分析
基本操作
- データ範囲を選択 →「挿入」タブ →「ピボットテーブル」
- フィールドリストで行・列・値の配置をドラッグ
- 必要に応じてレイアウト調整、ピボットグラフで可視化も可能
メリット
自由な視点での集計、瞬時のクロス集計、多角的な分析が可能
5.Excelテーブル機能で集計をさらに便利に
テーブル機能では「集計行」を有効にすると、合計・平均などの自動計算が可能。
6.集計作業を行う上でのコツと注意点
- データは整った表形式で
- 関数の範囲指定に注意
- 結果は見やすく整理して伝える(ピボットグラフ等も活用)
7.まとめ
- 基本のSUM・AVERAGE・COUNT関数で基礎を押さえる
- 小計機能やピボットテーブルで効率的な集計
- テーブル機能で自動化・視認性UP
- 必要に応じて、テーブル機能の詳細記事も参照
初心者でも一歩ずつ覚えれば、エクセルでの集計は確実にできるようになります。
ぜひ本記事をきっかけに、あなたの作業にExcel集計を取り入れてみてください。