職場でのパワハラに悩む人々に向けて、身を守るための具体的な手段について深堀りします。私の親しい職場の先輩の話です。彼女は半年ほど前からパワハラに直面しており、彼女からの相談を受け、効果的な対策方法を探究しました。その結果、目から鱗の録音方法を見つけ出したので共有します。
iPhoneのボイスメモを活用する
1.胸ポケットでの録音の落とし穴
私の息子が部活でいじめ問題に直面した際、私は初めてiPhoneのボイスメモ機能を利用しました。胸ポケットに忍ばせて録音を試みたのですが、服の生地が擦れる音が入り、重要な部分が聞き取りにくくなりました。この経験から、肝心な証拠を確実に録音する
ための方法を模索することになりました。
2. テーブル上での録音:目立ちすぎるリスク
家で様々な方法を試した結果、テーブルの上に置いて録音する方法が効果的であることが判明しました。しかし、これは非常に目立ちやすく、相手に警戒される可能性が高いです。学校との2回目の面談では、ノートとスマホをテーブルの上に置きましたが、相手の警戒心が強く、本音を引き出せませんでした。
3. 録音の同意とそのジレンマ
相手に録音しますよ。と同意が取れればいいですが、その場合は記録として残るので本音の部分や本当に聞き出したい部分が出てくることはないですね。まるでテレビから流れてくる、政治家の答弁のようになります。そのため、隠し撮りという方法で証拠を残すしか方法はないと思います。
もし相手に録音の同意を求めることができれば理想的ですが、その場合相手は警戒し、重要な情報を隠す可能性があります。これは政治家の答弁のような状況を生み出し、真実を引き出すことが困難になります。私が推奨する録音方法、それはApple Watchの活用です。
おすすめの方法
最も効果的で手軽な方法は、Apple Watchを使用してiPhoneのボイスメモを起動することです。Apple Watchは手元で操作でき、録音していることが分からないため、非常に便利です。ただし、この方法にはApple Watchと簡単な設定が必要です。
設定方法
設定方法はすごく簡単です。
1.Watchをタップ
2.真ん中下の文字盤ギャラリーをタップ
3.文字盤ギャラリーから適当に文字盤を選択
今回は一番左上のアクティビティで設定します。
4.コンプリケーションで左上を選択
今回は左上で設定します。
5.ボイスメモをタップ
6.追加をタップ
これタップしないと追加されませんので要注意。
7.追加できたか確認
マイ文字盤にきちんと登録されました。これで設定は完了です。
操作方法
次に操作方法をご紹介します。操作を間違えると貴重な証拠が残せません。そのため何分も前から録音を始めておいた方が無難です。
1.ボイスメモを呼び出す
ボイスメモアイコンをタップします。
2.録音開始
真ん中の赤いボタンをタップで録音開始です。
3.画面を消す
無事録音が開始されましたが、このままでは録音しているのがバレバレです。せっかくの隠し撮りが台無しです。そのため、デジタルクラウンを押してホーム画面に戻れば録音しているのが分かりません。
注意点
録音を終えて、1分くらいするとiPhone本体にダウンロードされます。ただ、Apple Watchのデータを削除すると、iPhone本体のデータも削除されますので要注意です。iPhone本体にのみ残すのであれば、必ずファイルを複製しましょう。
残したいファイルをタップ
・・・をタップ
複製をタップ
無事複製ファイルが保存されました。
パワハラが続く場合、最後の手段も考えるべき
もしパワハラがエスカレートし、耐えられなくなった場合、健康を守るために退職を選ぶのも一つの手です。仕事を辞める決断は非常に難しいですが、自分の心身を最優先に考えるべきです。
そんなときに便利なのが、退職代行サービス です。自分では言い出しにくい退職の意思を、プロが代わりに会社に伝えてくれるため、ストレスを最小限にして職場を離れることが可能です。退職代行サービスを利用することで、精神的な負担を軽減できます。
Apple Watchの多用途性
Apple Watchのボイスメモ機能は、隠し録音だけでなく、以下のような多岐にわたるシチュエーションで役立ちます。
- ブログのネタを思いついたとき
- 打ち合わせや商談
- 会議の議事録
- 電話中の自分の声も録音できる
等々、いろんな場面で活用できると思います。特に運転中はワンタップで録音できるのでかなり便利です。ながら運転防止にもなります。ぜひ使ってみて下さい。
私自身、Sreis3の古いモデルを使用していますが、この方法での録音は非常に効果的でした。パワハラ被害者の方々にとって、この情報が少しでも役立つことを願っています。