先々週、突然降ってわいた参政党群馬県連の騒動について。納得ができない部分が多々あり、現状がどうなっているのかをお知らせします。
参政党群馬県連の騒動とは？
4月の統一地方選では群馬県の各市（高崎・太田・沼田・富岡・安中）で5人の市議候補者が立候補し、4人が当選しました。
次は現在開催中の広島サミットが終わるタイミングで衆議院解散が噂されており、次は衆議院選を頑張ろう！っとなっている最中、突然の県連会長の電撃解任がありました。
ことの発端は5/6(土)、今後参政党は組織改編のため、北関東ブロックの傘下になるということでミーティングが行われました。その中で個人面談を開催すると通告があり、面談をやったところ、5/8(月)に突然県連会長の辞任の要請がありました。
要請の理由は、群馬支部には問題がある。そのため引責辞任してほしいとのことでした。組織改編のミーティングからわずか中1日、突然の辞任要請には驚きました。
参政党群馬の問題点
党員から組織の運営に関して諸々の不満が噴出しているとのことが本部に多数上がっている。これは由々しき問題だということで県連会長の辞任が打診された模様。人間が集まれば派閥ができてそれなりに問題は起こります。
親兄弟の身内でさえ、いざこざは起こるので赤の他人が集まればそれなりに大なり小なり不満や考え方の違い等生じます。
統一地方選を終えたタイミングでお疲れさまでした！と後任に席を譲るという方法が理想的な形ですが、それもなく突然の辞任要請でした。もし内部で不満が噴出しているのであれば、当事者を呼び事情を確認するのが問題解決の手段のはず。
しかしそれすらなく、突然クビを宣告されたわけです。公平性が担保されていないこのやり方に対し一部の党員の反発があり、北関東ブロック長を交えて今回の人事について昨夜説明会が開催されました。
説明会という名の公開処刑
説明会に参加された党員は20数名、その場はまさに公開処刑でした。一方的に党員からの不満をぶつけられ、前会長の弁明の場はなく、ただの吊し上げ。
その不満の内容にしても一方的な申告のため、かなり誇張している内容やほぼ言いがかりにしか聞こえない内容、明らかに貶めるため内容にすり替えられていたりと、聞くに堪えない内容でした。
この不満の内容は半年ほど前から、ある党員が広範囲に聞きまわっていたようです。これを辞任理由に今回の公開処刑の場でぶちまけたのでした。
しかし明らかに齟齬があり、または事実誤認の内容も含まれていたにもかかわらず、前会長の弁明の場は与えられることは許されず、一方的に追放されたというわけです。また、この解任についてはすでに半年以上前から計画されていたものかもしれません。
参加した党員の感想
- これはただの見せしめであり、恐怖心を植え付けるための茶番でしかなかった。
- 知らないところで勝手に決められていることに不信感しかない。
- 何が起きているのか事前に知らせてほしかった。
他県連でも
昨日の私のツイートに対し複数の他県連の方からDMを頂きました。
- 今群馬で何が起きているのか、詳細を伝えてほしい。
- うちの支部でも同様の問題が起きている。対処の方法があれば教えてほしい。
- 神谷宗幣議員はこの状況を把握しているのか？もししていなければ大問題だ。
- このやり方は絶対におかしい。なぜこうなる前に穏便にできなかったのか？
等々、いろいろな懸念、要望がありました。
神谷宗幣議員は了承したのか？
そもそも、神谷宗幣議員が今回のこの騒動を把握しているのならば、公平性が担保できない部分を了承したのかがとても気がかりです。
また、もし知らなかったとすれば、本部の誰かが虚偽の報告を挙げている可能性もあり、内部の体制に問題があるとも考えられます。
参政党等群馬の騒動まとめ
統一地方選で実績を出した功労者である前会長に対し、後足で砂をかける非礼な行為。これがまかり通るのが残念ながら今の参政党群馬県連と感じました。
世界の大調和を謳う参政党が行うようなことなのでしょうか？ちなみにその場に参加されていた党員のほとんどはだんまりだった様です。まさに大人のイジメです。
また、北関東ブロック長からは
- 嫌がらせであっても、役員のクレームを本部に上げるとクビにある可能性がある
- クレーム内容については調査されない
- 役員は強い立場のため、党員と言い争いになった場合は喧嘩ではなく、恫喝とみなされる
とのお話もありました。ということは、今後も同じことが繰り返されることになり、強固な組織は作れないということになります。これで日本を変えることが果たしてできるのでしょうか？私には沈みゆく泥船にしか思えてなりません。
