当たり前のことしか書いてないブログ

第二次ベビーブームの量産型不良品です。人生100年時代、あと半分。あせらず、くさらず、あきらめず。ゆる~く生きてます。自称折れない心日本代表。

人生で一番へこんだ日

今日はボクが50年近く生きてきて、人生で一番へこんだ日についてというお話です。

それは20数年前に遡ります。当時付き合っていた彼女と同棲をはじめてから、周りで子供ができないと不妊治療に励む友人が3人いました。ボクはこの子と一緒になるんだろうなぁって考えていて、段取りは逆ですが、とりあえず子供ができたら正式に籍入れればいいやくらいに考えていました。

ところが1年経ってもその兆候は見られませんでした。その後1年くらいしてその彼女とはお別れしてしまいました。その後も何人かとお付き合いしましたが、やはり妊娠することはありませんでした。

ある日不妊治療している友人から、もしかしたらお前に原因があるかも?一度調べてもらった方がいいとアドバイスを受け、すすめられた病院を受診しました。

1週間禁欲した後、種をスポイトに入れて持ってきてと指示を受け、1週間後再度受診すると、先生は顕微鏡を見ながら言いました「くまさん、これじゃ妊娠は無理だねぇ…」って。しかもなぜか半笑いで。これは今でも忘れることができない光景です。

この時がボクの人生で一番へこんだ日です。子供が欲しくていたのに、まさかこの一言で軽く片づけられるなんて…まじか、どうすりゃいんだよって。失意のどん底に落とされたボクは、会計を済ませ車に乗り、煙草に火をつけ天を仰ぎました。

天性の楽天的な性格が奏功してか、それから数日経って気付きました。それなら相性の合う相手を探せばいいのではないかと。今までが相性が悪いだけだったんだと。それから5年ほど経って、たまたま知り合った今の嫁さんに一目惚れして猛アタックし、何度も断られましたがあまりにもボクがしつこかったので嫁さんはとうとう折れ、付き合うことに。

すると付き合って3ヶ月で嫁さんから「妊娠した」とうれしい報告が。ただ、手放しで喜んでいたのはボクだけでした。種がないと聞いていたのにまさかの妊娠、それにボクのことをこんな短期間で全然理解できていない段階での出来事だったので嫁さんはかなり悩んでいました。

それでもやはり生まれてくる子供のために両親がいた方がいいということで、嫁さんはかなり妥協しての結婚だったと今でもことあるごとに言われてますが。

今ではすっかり授かり婚と呼ばれるようになり、一般的になりましたが、当時はまだできちゃった婚ということであまり喜ばれることではなかった状況だったので嫁さんの両親にあいさつに行ったときは門前払いを食らい、勘当同然の状態でしたが、今ではすっかり孫が可愛くて仲良くさせてもらっています。

そんなスタートなので、嫁さんとケンカになると「あんたの子を産んでやったんだ。感謝が全然足らない。」とこの一言ですべてが片付きます。なので嫁さんには頭が上がりません。我が家では嫁さんが絶対的存在です。結婚は人生の墓場とはよく言いますがまさにその通りです。

カマキリに例えるなら、交尾中にメスに食べられないだけ幸せなのかもしれません。なので残りの人生は命潰えるまで馬車馬のごとくに家族のために稼ぐのみです。

ただ、周りの若い子たちを見てると、授かり婚からその後数年で離婚というパターンが多いように感じます。性格の不一致だから仕方ないとは言いますが、そもそもが他人同士で価値観も違うのでそこは相手に感謝をもって歩み寄ることが重要です。

もう一度言いますが結婚は人生の墓場です。そこは腹を括らなきゃいけない。ボクはそう思います。