失敗するからやりたくない。
失敗したら恥ずかしい。
あいつはできるのに俺はできない。
多分みんながそう思ってる。
でも、成長するには失敗は必ずついて回るもの。
考えてみて。
補助輪なしで自転車に一発で乗れたかい?
掛け算九九を練習せずに覚えらえれたかい?
失敗したよね?
転んだよね?
つまづいたよね?
それでいいんだよ。
だって、やったことないんだから。
そんなのできっこないんだから。
それができたとき、どういう感情だった?
ボクはすげぇ嬉しかったよ。
おおーできたぁ!!!!って。
たまたま初めての挑戦でできることもあったりもする。
でも、それがずーっと失敗なしで成功のまんま終わることはない。
必ずどこかでつまづくようになってる。
できるやつこそ、失敗した姿は人前では見せないんだろう。
誰にも見せずに、ひとりで失敗をして、原因を探って修正する。
相当陰で苦労してるはず。
そんな苦労は誰にも言わないだろう。
失敗した姿は確かに恥ずかしいからかもしれない。
それなら喜んで失敗すればいいんじゃないかな。
失敗すら楽しんでみる。
そして何が悪かったのか原因を追究し、修正する。
それを繰り返していけば、毎日数ミリずつでも前進する。
仮に1日1ミリ前進したとすると、1年で3.65m、2年で7.3m前進する。
それでもある日突然、すごろくみたいにふりだしへ戻る…
なんてアクシデントもあったりする。
ライバルはそれを見て馬鹿にするかも?
面白おかしくディスって来るかも?
そして大笑いしてるかもしれない。
または頑張ってるのを妨害されることもあるかも。
相手の行動をコントロールすることはできない。
そうなったらなったで、それすら笑い話のネタにしてやる。
過ぎてみればすべてが思い出話になる。
これから起こることは誰にも分からない。
それならせっかくだから目の前に起こっていることすべてを楽しむ。
それらすべて、自分の経験値になる。
経験は貴重な財産。
お金では買えない、世界に一つだけの自分だけのもの。
だから喜んで失敗しよう、成長のために。