くまおやじのブログ

第二次ベビーブームの量産型不良品、グンマー都民です。人生100年時代、あと半分。あせらず、くさらず、あきらめず。ゆる~くいきましょう。

独立・起業はリスクがデカいからおすすめできない

自分で起業して失敗した状況で、とても偉そうなこと言える立場ではないが、友人が独立を考えているということだったので、ちょうどいい機会かなとおもい、今日のブログは起業・独立はお勧めしないという話。

この友人は、44歳で来年あたり再婚を予定しているらしい。この再婚を機に、今勤めている建設会社から独立するとのことで相談があった。まぁ、相談とは言うものの、独立するぞ!という一方的な宣言だったが。

独立・起業の動機

大体、独立起業する動機は、大体この3つに絞られる。

  1. 人に使われたくない
  2. トップを張りたい
  3. 自由に金を使いたい

ま、一言でいえば自分で好き勝手やりたいということだよね。今まで10数人の独立・起業を見てきたけど、はっきり言ってうまく言ったケースは1件しかない。ほかはみんな大変そうだ。さすがに後悔してると言葉にすることはないが、明らかに独立しない方がよかったと思う。

男と生まれたからには、一国一城の主を目指す!って勢いよく独立するのはハッキリ言って誰でもできる。会社の登記すれば社長になれるんだから。問題はそのあと。事業活動を続けていかなくちゃいけないんだから。

何を売る?→営業内容

この友人の場合は土木屋なので、土木工事の請負になる。フランチャイズの業態なら、全然他業種への企業なんてのもあるかもしれないが、大体は自分が経験した業種になるだろう。

どこへ売る?→お客探し

  1. 元いた会社
  2. 紹介
  3. まったくの新規

一番大変なのここ。売らないとお金が回らないので、まずはお客さんを見つけなくちゃいけない。よくあるパターンが、1.元いた会社。この場合、専属下請みたいな契約で、他社の仕事を受けづらい雰囲気がままある。なので、何年かして規模が徐々に大きくなってきて受注を増やすとなるともめる。絶対もめる。で、もめた挙句に追い出されて、そのまま廃業、結局会社畳んで元の会社へ出戻りになったケースもあった。

紹介もよくあるパターン。あわよくば受注に繋がるけど、紹介者の顔を潰さないように気を使ってばかりいると値引きや過度な要求を受けたりして赤字になったりすることもある。紹介者によるところが大きいかなと思われる。

まったくの新規の場合はかなり大変。新聞にチラシ入れたり、WEB広告出したり、ホームページ作ったり。会社興して初めのうちは、この手の営業がひっきりなしにやってくる、誰かの紹介で来たりして結構面倒くさい。打合せやらに時間取られるわ、費用が掛かるわで、その割に反響はほとんどない。

なので、もし独立・起業するなら元いた会社の仕事を分けてもらうことからこじんまり始めるのがいいのではないかと思われる。←それなら独立しなくていいじゃん!って話なんだけども…

資金繰り

お客が見つかり、無事契約になった。すると納品して、請求書を出し、売上の回収をする。現金商売ならその場で回収ができるけど、末締めの翌末の振込とかになると、お金が足らなくなる

スタッフを雇うと人件費も発生するので、給料や家賃、水道光熱費や電話代等諸経費もろもろの支払いが先になり、売上の回収が後になる場合がある。そうなると現金が足らなくなることもあるので、金融機関に運転資金を借りることになる。

また、運悪く請求先が倒産してしまったら売上は回収できなくなる。帳簿上は黒字でも、現金がなくて黒字倒産なんてことにもなる。

人材

個人経営なら自分一人で回るけど、身内や信頼できる人間以外を雇う場合、不祥事が起こるリスクがある。一番多いのが金銭問題かな。ほかにも最近だとセクハラやパワハラなど。また、一度雇うと解雇する場合の手続きが面倒だったり、トラブルになったりもする。

納税

事業スタートして翌年には税金が発生する。赤字だとしても、最低限法人税の均等割と消費税は納めなければならないため、税金分の現金はプールしておく必要がある。現金がなくて滞納した場合は延滞税がサラ金並みの利息で加算される。そのほか、社会保険に加入すれば社会保険料、厚生年金保険料の会社負担が発生する。

まとめ

独立・起業するのは簡単で会社登記をして代表に就任すればその時点で社長にはなれる。ただし、ここがあくまでスタートで、お客を探し、売上を計上し、回収する。

自分一人で回らなければ、人を雇わなくちゃいけないので人材を探し、育成する。募集を出しても気の利いた人間が来ることは稀で、大体が使えないか難あり。

支払いと入金のずれが生じることがあるので、資金繰りを常に考えておかないといけない。運転資金に税金、その他もろもろの支払い等。

ボクの失敗談をもとにざっくりと思いつくところを書き出してみたのでわかりづらいところが多いかもしれないが、とにかく独立・起業はお勧めしません。

やることがたくさんあり過ぎて、リスクがで大きく、リターンが小さい。自分が最終的にすべての責任を負わなくてはならないので、気苦労が多いし、始めたばかりはまともな休みもろくに取れない。家族がいれば、事業に失敗すれば一家離散になるかもしれないし、家族との時間もなかなか取れない。

なので、どうしても独立・起業をするというのであれば、まず独立・起業前の試運転として、本業+副業という形で収入源を増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。